野郎どもと女たち

サイコロ賭博じゃNY一と謳われるネイサンが資金不足で賭場が開けず、男の沽券をなくそうという時。ヴェガスから帰った賭け事の天才、スカイと二千ドルを張って、救世軍の娘サラを一晩デートに誘えるかで賭けをする。救世軍のおエラ方も舌先三寸でうまく丸めこみ、彼女をハヴァナまで連れ出す。ミルクと称して出されたラム酒にしこたま酔ったサラは、クラブで大いに酒乱ぶりを見せつける。やがて、恋を語らう二人だが、約束通りその夜のうちに彼女を帰したスカイが、救世軍本部で見たものはサイコロ賭博に興ずるアンちゃんたちが、ガサ入れに来た警官たちから脱兎のごとく逃げるさま。騙されたと怒るサラたちに“明日の晩12時までに悪党一ダースを集会によこす”と誓ったスカイはネイサンがはめられている地下室の賭場に乗り込んで、恋を賭けた一世一代の大バクチに出る。一方、14年越しの婚約者の踊り子アデレーンをはぐらかし続けたネイサンも、警察の目をゴマかす嘘がヒョウタンから駒となり、ついに年貢を納める気になって、スカイたちと合同のタイムズ・スクエアでの挙式がフィナーレに。

ShareSNSでシェアしよう!

TOP