チック・タック

花売りの祖父と暮らしているサイードは、同級生のハッサンと大の仲良しだった。成績優秀なハッサンは、先生からごほうびに時計をもらうが、実はそれは父の形見で、母が先生に頼んで渡したものだった。サイードがハッサンと一緒に家に帰ると、サイードの祖父が時計を取り上げてしまう。翌日、ハッサンの母が先生にそのことを告げに来て、ハッサンの祖父は学校に呼び出される。そのことで誇りを傷つけられた祖父は、サイードを親元に帰すと言いだすのだった。

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