他人の血

第二次大戦前の1938年のパリ。若くて自己中心的なエレーヌは服飾店で働き、左翼の活動家ポールと愛し合っていた。だが、政治への関心の違いで二人は別れる。やがてブルジョア出身のエレーヌは、家族の反対を押して、労働者のために活動をするジャンとつき合うようになった。そして戦争勃発、エレーヌとジャンは、否応なしにその渦中に巻き込まれていった。

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