タイタンの戦い

アルゴスの国王の娘ダナエは、神々の中の神ともいえるゼウスとのたわむれの恋の結果、男の子を生み、その罪として、男児ともども海に投げられてしまう。一方、ゼウスは、山頂の神殿で妻ヘラ、海の女神テティス、美と愛の女神アフロディテ、知恵の女神アテナらを傍に置き悠々なる日々を送っている。しかし娘、を海に投げ入れたアルゴス国王の行動に怒り、海神ポセイドンに海獣クラケンを放ち民ともどもアルゴスを滅ぼすよう命じる。海底からクラケンが現われ、波にのまれるアルゴスの町。一方ダナエとペルセウスは、ゼウスの願いどおり、セリポス島に流れつき平和な歳月を送る。