世界の始まりへの旅

映画撮影隊の一行が、撮影休養日を利用して、俳優アフォンソの父祖の地を訪ねる。スペインとの国境近い寒村をドライブしながら、監督マノエルは、少年時代に過ごした日々を回想する。 一方でアフォンソは故郷を捨てた父の思い出を語りながら、いまだ見ぬ故郷へと思いをはせる。甘さと切なさと厳しさが交錯する「郷愁の念」が、彼らを「世界の始まり」の場所へと誘う。ただひとりの肉親の住む場所で、アフォンソは真実と向き合うことになるのだが…。

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