天使のいる図書館

(C)2017「天使のいる図書館」製作委員会
合理的な考え方を持ち、主観で物事を語ることを嫌う性格の吉井さくらは、地元の図書館に就職し、新人司書として“レファレンスサービス”という慣れない仕事にとまどいながら日々を過ごしていた。 ある時、図書館に訪れた芦高礼子と名乗る老婦人から、1枚の古い写真を見せられる。写真の場所へ行くことを望んでいると思ったさくらがそこへ礼子を連れて行ったことをきっかけに、度々違う写真を持ってやってくる礼子を連れて葛城地域の名所をまわるようになる。そうして礼子と会話をしていく中で、すでに亡くなってしまった祖母を思い出し、図書館の利用者の一人としてではなく、礼子のために頑張りたいという気持ちが芽生えてくるようになる。 そんなある日、いつもどおり写真の場所へと連れて行く約束していたにもかかわらず、礼子は図書館に姿を見せなかった。次の日、礼子のことを知るある男性がさくらの前に現れる…。

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