初恋カナリヤ娘

(C)1955 日活
深夜巡回のお巡りさんの目をかすめて、こっそりと物かげから現われた黒服の男は、大型のカバンを抱えて「トナリ荘」というアパートに入って行った。やがて朝が来る。このアパートの表に面した街角に「まどか小鳥店」があり、ここの一人娘ハル子は歌が大好きで、アパートに住むキャバレーのバンド部員信吉に紹介してもらって歌手になろうと大張り切りである。だが父親金八はこれに大反対で、特にハル子が信吉やその同室のフラ吉と附き合うことが気に入らない。

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