十字架

(C)重松清/講談社 (C)2015「十字架」製作委員会
中2の秋。“いじめ”を受けていたクラスメートの藤井俊介が自殺した。遺書によって「親友」にされてしまった真田祐。自分の誕生日がフジシュンの命日になってしまった中川小百合…。フジシュンの父親は、息子を見殺しにしたユウたち同級生を決して許そうとはしない。そして傷ついた母親は、亡き息子の思い出にすがって命をつなぐ。それぞれがそれぞれに背負ってしまった十字架の重みに葛藤しながら、彼らは人生を歩き始める。果たして赦しはあるのだろうか? そして20年後、たどり着いたところとは?

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