サンドラの週末

体調不良から仕事を休職していたサンドラ。ようやく、復職できることになった矢先、ある金曜日に職員にボーナスを支給するためにはひとり解雇せねばならない、としてサンドラは解雇を言い渡される。ようやくマイホームを手に入れ、夫とともに働いて家族を養おうとしていた矢先の解雇。しかし、同僚のとりなしで週明けの月曜日に職員たちによる投票を行い、ボーナスを諦めてサンドラを選ぶ者が過半数を超えれば仕事を続けられることになる。その週末、サンドラは家族たちに支えられながら、同僚たちを説得して回る。愛とかすかな希望を抱いて、彼女の長い週末が始まる。