奥様は大学生

(C)1956 東宝
あと一年で卒業という女子大学生の圭子は、学校を出てから長らく遊んでいた登がやっと入社試験にパスした夜、結婚を申し込まれた。登の親友馬場と圭子の親友明子が喫茶店のマダムに掛け合い、二人は百円会費の結婚式を挙げた。来賓代表として堀教授は圭子の女性解放史のレポートを褒め、学生女房の前途を祝福した。結婚生活がはじまって間もなく、ラグビーの練習場で登は後輩の杉山から声をかけられた。アルバイトに私立探偵社で働いている杉山は、長崎の登の父から登の生活調査と、圭子の素行調査を依頼されたというのである。

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