夜の勲章

(C)1965 日活
昭和一八年、松音組の榊原安太郎は、笠野組の賭場を荒し帰途笠野組の山口らに襲われ、逆に山口を刺してしまった。早速、笠野組から松音組に喧嘩状が舞い込んできたが、義侠心に富む親分の貫一は、安太郎に赤紙が来ているのを知り、自分の指をつめて責任を負った。数年後、安太郎は敗戦と共にシマに舞いもどった。しかし松音組は貫一の病気で、勢力はおとろえ、今では乾分たちも外国人と手を結んで勢力を延ばした笠野組に寝返っていた。

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