マンゴーと赤い車椅子

(C)2014「マンゴーと赤い車椅子」製作委員会
都内の内科病院で看護師をしていた宮園彩夏は23歳の誕生日、4階の自室から転落してしまう。幸い一命は取りとめたが、脊髄損傷で下半身の感覚を失う。入院生活を送る彩夏の精神状態は荒廃し、故郷の鹿児島県大隅半島から出てきた母の洋子や病院関係者にも不満ばかりぶつけていた。そんな彩夏の心を解きほぐしたのは同じ車椅子の仲間たち、そして、心の支えとなったのは、祖母勝子とのメールのやり取りだった。そんな中、自分の車椅子をオーダーする彩夏は真っ赤な車椅子を選んだ。家族が育てている赤いマンゴーを思い出したからだった。同じ車椅子の入院患者でロックミュージシャンの五十嵐翔太から彩夏の車椅子を「赤い戦車」と名付けられ、前を向いて生きる事を教えられる。ある日、彩夏は翔太からバンドのラストライブのチケットを貰う。外出許可を得て、ライブ会場に向かう。それが彩夏にとって車椅子生活になってから初めて経験する「外の世界」であった……。

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