ペインレス

1931年、内戦時代のスペイン。痛覚を持たない子供たちが次々と生まれる。彼らの存在を危険だと判断した政府は、子供たちをフランスとの国境近くの施設へと隔離してしまう。そして現代、病により骨髄移植が必要になった優秀な医師デヴィッドは、自分が養子であることを知らされ、実の両親を探し始める。やがて、自分の出生の謎を調べるうちに、デヴィッドはこれまで国が隠していた隔離施設の真相、その施設でモンスターと化した少年の存在を知ることになる。