アルマジロ

常時4台のカメラでリアルな戦場を撮影。これは劇映画なのか？ドキュメンタリーなのか？ゲームでもフィクションでもない、「戦争」の現実。 アフガニスタンの最前線アルマジロ基地。国際平和活動(PSO）という名の下に派兵されたデンマークの若い兵士たちに７ヶ月密着撮影を敢行。タリバンを敵とする偵察活動という戦争の日常のなか、たった一度の交戦で極度の興奮状態を体験した若い兵士たちは戦争中毒に陥っていく。 カメラは銃撃戦の最前線にも飛び込み、兵士のヘルメットに搭載されたカメラの映像は銃弾が横をかすめるのをとらえる。戦争とは、人を殺すこととは、正義とは―「現実」を突きつけられる衝撃のドキュメンタリー。2010年度カンヌ国際映画祭・批評家週間グランプリ受賞作。