大当り百発百中

(C)1961 日活
及川太郎はレコード会社の文芸部員。部長から作詞の催促をせまられ、芸術的良心との板ばさみで悩んでいた。そんな彼に一つの特技があった。競馬の予想だ。予想は百発百中だが、スリルの快感を味わうだけで彼は絶対に金を賭けなかった。予想を書いた手帖を新妻美知子が発見した。太郎の浮気の対象と誤解した彼女は大ムクレ。太郎の弁解を聞いた美知子は、家計のために金を賭けることをすすめた。太郎は自分の気持を理解されぬのを怒って家を飛びだした。酔って行きついたのがバー“ドドンパ”。そこへ来たのが愚連隊の白井一味。競馬でスッテンテンの彼らは機嫌が悪く、太郎の手帖をかっぱらった。中をみてびっくり、今までのレースが百発百中。

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