虚空の鎮魂歌(レクイエム)

(C)2.4.7 Films - MICHAëL CROTTO
マルセイユの武器密輸取締リーダーのルーカス・スカリ警視は、セルビアを拠点とする武器密輸者たちを追っていた。セルビアからパリに輸送中の果物や野菜を乗せたトラックを調べている際に、セルビアで盗まれたNATO武器の他にコカインの形跡見つける。そしてチームは密輸された武器を探し、関係者を捕まえる為にパリへと捜査を拡げるのだった。 一方パリでは、麻薬捜査チームのボス、ジュリアン・バスと、スカリの娘の捜査官マヤ・デルビンが、麻薬捜査をしながらも不正に金銭を得ていた。スカリは生まれてから数回しかあったことのない娘に情報提供を口実に連絡をとるが、マヤはスカリにつれない素振りを見せる。マヤは、下っ端で汚れ仕事をする自分に対し憤りを感じ、子供のころに自分を捨てた父親に対しても嫌気がさしていた。 そして彼女は、上司と父親に一人前として認めてもらうべく、スカリからの情報を元に、敵のアジトへと一人乗り込んでいく。

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