夕やけ小やけの赤とんぼ

(C)KADOKAWA 1961
ヨシ子はチンピラ仲間で女王のような存在だ。カッ払い、万引、恐喝など朝飯前だ。その手口は、おとりに混血少年ノボルを使って人の注意をそらすというやり方だ。ヨシ子がグレた動機は、ヨシ子を連れて再婚した母が、父や息子の一郎に何かにつけて遠慮し、いつもヨシ子ばかり叱りつけたからだ。ノボルが歌が大好きだということを知ったヨシ子は、ジャズ学校へノボルを連れていくが、そこで肌の色のことを言われたノボルは逃げ出してしまった。

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