温泉女中

(C)KADOKAWA 1963
久温泉旅館は、看板女中美代、女中頭お松、ウタ、富江等々、多士済々で客の接待に腕によりをかけている。美人で働きものの美代目当てに鼻下長族がつめかけてくるのも無理はない。ある日、お松の亭主すなわち番頭秋田の指令で、美代がお客を拾ってくると、何と○久旅館の若旦那幸一であった。サラリーマンをやめて母親お玉を助け、家を継ぐ覚悟で帰ってきたのだ。ところが、今度は第一線に出た幸一がキャッチしてきたお客が、美代の妹弓子である。

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