森崎書店の日々

(C)2010千代田区/「森崎書店の日々」製作委員会
同じ職場の恋人から別の女性と結婚することを打ち明けられた貴子は、ショックのあまり会社を辞めてしまう。ある日、部屋に閉じこもってばかりいた彼女のもとに、本の街・神保町で古書店を営む叔父から連絡が入る。叔父のもとに身を寄せることになった貴子は、そこで出会った人々との交流を通し、大人の女性へと成長を遂げていく。
公開日
2010年10月23日(土)
監督
日向朝子
脚本
日向朝子
撮影
猪本雅三
音楽
野崎美波
出演
菊池亜希子 松尾敏伸 田中麗奈 内藤剛志 奥村知史 吉沢悠 きたろう 岩松了
製作年
2010
製作国
日本
上映時間
109
INTRODUCTION
孤独な女性、貴子は叔父言われ神保町へ引っ越す。叔父の書店を手伝いながら、この街の人たちと交わっていき、少しずつ成長していく。主演は、モデル・女優業の傍ら、エッセイ集「みちくさ」で文章やイラストを手掛けた菊池亜希子。彼女のライフスタイル全てが、若い女性を中心に人気となっている。森崎書店の店主には、ベテラン俳優の内藤剛志、貴子の友人トモコ役には田中麗奈。ほか松尾敏伸、奥村和史、きたろう、岩松了、吉沢悠などが登場する。監督は、「SEESAW」の脚本でサンダンス・NHK国際映像作家最優秀賞を受賞した、注目の新人監督・日向朝子が務める。
STORY
貴子は、同じ会社に勤める恋人の竹内とレストランで食事をしていた。その時、彼は結婚すると言った。貴子は、一瞬何だかわからなかった。竹内は、経理課の村野という女性と来年に結婚すると告げるのだった。気が動転する貴子。これまで、竹内のことを自分の恋人と思っていた。そして、失意のうちに貴子は会社を辞めてしまった。部屋に引きこもる貴子。そこに電話がかかってきた。神保町で森崎書店という古書店を経営している、叔父のサトルからだった。サトルは、塞ぎ込んでいる貴子に店の二階に住むことをすすめる。こうして、森崎書店での日々が始まった。初めての店番では、百円の安い文庫本が売れただけだった。貴子は、それまで小説はあまり読んだことがなかったので面食らうばかり。だが、次第に本の世界に引き込まれていく。喫茶店のバイトのトモコや、高野くんなど友達が出来た。ある日、街で竹内を見かけ、また貴子の心は騒ぎ始める。
CASTING
●菊池亜希子 1982年生まれ。岐阜県出身。雑誌モデルとして活躍。雑誌「PS」でイラストやエッセイを手掛ける「道草」を連載中。著書に「みちくさ」がある。映画は「ぐるりのこと。」(08)、ドラマは「恋空」に出演。 ●内藤剛志 1955年生まれ。大阪府出身。80年「ヒポクラテスたち」で映画デビュー。主な出演作は、「幻の光」(95)、「Laundry」(02)、「千と千尋の神隠し」(01)、「is A・(イズ・エー)」(03)など。 ●田中麗奈 1980年生まれ。福岡県出身。98年「がんばっていきまっしょい」で映画主演デビュー。主な出演作は、「山桜」(08)、「犬と私の10の約束」(08)、舞台「おくりびと」(10)など。 ●松尾敏伸 1977年生まれ。大阪府出身。97年、舞台「ロミオとジュリエット」でデビュー。主な出演作は、ドラマ/ 「真珠夫人」「絶対零度」、映画/「きょうのできごと」(04)、「フライ・ダディ・フライ」(05)など。 ●吉沢 悠 1978年生まれ。東京都出身。98年デビュー。主な出演作は、「夕凪の街、桜の国」(07)、「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」「孤高のメス」(10)など。

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