ソーシャル･ネットワーク

2003年７月、フェイスブックは全世界で5億人を突破。数年のうちには10億人突破とも予測されている、ソーシャル・ネットワーク・サービスである。このサービスは、2003年にハーバード大学に通う19歳の学生マーク・ザッカーバーグが、親友のエドゥアルド・サヴェリンとともに、大学内で友達を増やすため、大学内の出来事を自由に語りあえるサイトを作ろうと始めたのだった。この小さな計画は、瞬く間に大学生たちの間に広がり、ナップスター創設者のショーン・パーカーとの出会いを経て、ついには社会現象を巻き起こすほどの巨大サイトへと一気に成長を遂げる。彼らは、若くして億万長者へと成り上がっていくのだが、その裏ではカネ、女、そして裏切りの渦に巻き込まれ、最初の理想とは大きくかけ離れた場所にいる自分たちに愕然とする。