船の女

1957年10月5日(土)公開
小さな貨物船がブラジルのサン・ルイスに入港してきた。死んだ一等機関士の葬式のためだ。船長プレスローは若年からの船乗りで家庭の味を知らず、酒ばかり飲んでいる四十男。それを苦々しく思っているのは、牧師の資格を持つ一等運転士エヴァンスだ。一等機関士には火夫マリオが昇格する。彼は港の酒場で、英人と原住民とのハーフのマヌエラに英国まで船で連れて行けと頼まれた。彼女を自分の部屋に隠し、その代償に肉体を要求していると、船長が見つけ、無人島へ二人を上陸させてしまうと宣告した。

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