クレイジー・ハート

(C)2009 Twentieth Century Fox
バッド・ブレイクは、かつて一世を風靡した伝説のシンガーソングライター。57歳になる今、孤独なドサ回りの歌手に落ちぶれていた。バッドの弟子トミーは、今やトップシンガーに成長。そのことも彼の心を荒ませる原因かもしれない。新曲の書けないスランプのバッドは、こうして酒びたりの日々を過ごしているのだ。ショーに出るためサンタフェに移動したバッドは、地元記者ジーン・クラドックの取材を受ける。ショーが終わり再び取材でジーンと再会。そして、なりゆきで一夜を過ごしてしまう。ジーンは4歳になる息子と暮らすシングルマザーだった。彼女は離婚の痛手に苦しみ、過ちを繰り返すことを恐れている。ジーンに見送られたバッドの次の行き先は、フェニックスの巨大スタジアム。しぶしぶトミーの前座を務めることになった。トミーは、懐かしい昔話をしながら、バッドに新曲を書いてもらいたいと願う。果たして、バッドはその想いに応えることができるだろうか。

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