釣りバカ日誌20 ファイナル

(C)2009 松竹
シリーズ第20作。番外編を入れると22作目の最終章。 鈴木建設にも不況の波は押し寄せていた。業績悪化により、会長である一之助は、業績が回復するまで無期限で給料を全額返還すると申し出る。その噂は広まり、伝助は一之助のために一肌脱ごうと奮起。釣り人脈から、思いがけない大型受注に見事成功するのだった。一之助は、それが伝助の功績と知り、密かに喜んだ。「会長賞」をもらった伝助は、一之助のいきつけの小料理屋に招待される。そこで紹介された美人女将・葉子は、一之助の亡き親友の娘だという。そして、その娘の裕美もいた。一之助にとって彼女たちは実の娘や孫以上に可愛く思えるのだった。会長賞のご褒美は釣り休暇。伝助と一之助は、久々に釣り旅行に出掛けることになった。行き先は、裕美が獣医として働く北海道。道東の雄大な自然の中、渓流釣りを楽しむ。しかし、旅館に戻ると、葉子から思いがけない相談を持ちかけられる。

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