ちゃんと伝える

(C)2009「ちゃんと伝える」製作委員会
ある日突然、父が倒れた。地方の雑誌社に勤める史郎には、晴天のへきれきだった。ほどなく容態は安定したが、病気はガンで先行きは楽観できなかった。史郎が高校時代、父は高校のサッカー部の鬼コーチだった。サッカー部に所属していた彼は、そんな厳しい父に打ち解けることができなかった。それ以来、社会に出ても距離を置いていたのだ。父の病を知り、看病に訪れる病室で次第に二人の距離が縮まっていく。そんな父と約束をした。元気になったら二人で釣りに行こうと。ある日、史郎は医者からガンであることを宣告される。父より病状が重いというのだ。自分が先にあの世に行くことになるかも知れない。史郎には恋人の陽子がいた。史郎は、もはや誰にも語ることができない秘密を持ち苦悩する。そんな彼のもとに、予期せぬ悲報が届くのだった。
公開日
2009年8月22日(土)
監督
園子温
脚本
園子温
撮影
上野彰吾
音楽
原田智英
出演
AKIRA(EXILE) 伊藤歩 高橋惠子 吹越満 綾田俊樹 諏訪太朗 佐藤二朗 でんでん 高岡奏輔 奥田瑛二
製作年
2009
製作国
日本
上映時間
108
INTRODUCTION
史郎の父が病に倒れた。彼は父との大切な約束を果たそうとするが、自分もガンに冒され、父よりも短い余命宣告を受けてしまう。史郎は約束を果たせるのだろうか。『愛のむきだし』で、ベルリン映画祭批評家連盟賞とカリガリ賞をW受賞した園子温監督。監督自身の亡き父への思いをこめた渾身の作品が完成した。主人公・史郎を見事に演じきったのは、本作が映画初主演となるAKIRA。父親・徹二には、映画監督としても活躍する奥田瑛二が扮する。温かく家族を見守る母親・いずみには高橋惠子、史郎の恋人・陽子には、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の伊藤歩。親友・圭太には『ROOKIES-卒業-』の高岡蒼甫など豪華実力派が登場する。
STORY
ある日突然、父が倒れた。地方の雑誌社に勤める史郎には、晴天のへきれきだった。ほどなく容態は安定したが、病気はガンで先行きは楽観できなかった。史郎が高校時代、父は高校のサッカー部の鬼コーチだった。サッカー部に所属していた彼は、そんな厳しい父に打ち解けることができなかった。それ以来、社会に出ても距離を置いていたのだ。父の病を知り、看病に訪れる病室で次第に二人の距離が縮まっていく。そんな父と約束をした。元気になったら二人で釣りに行こうと。ある日、史郎は医者からガンであることを宣告される。父より病状が重いというのだ。自分が先にあの世に行くことになるかも知れない。史郎には恋人の陽子がいた。史郎は、もはや誰にも語ることができない秘密を持ち苦悩する。そんな彼のもとに、予期せぬ悲報が届くのだった。
CASTING
●AKIRA(EXILE) 1981年生まれ。静岡県出身。主な出演作は、ドラマ「Around40~注文の多い女たち~」、映画「花より男子ファイナル」(08)、「山形スクリーム」(09)など。 ●伊藤歩 1980年生まれ。東京都出身。主な出演作は、「水の旅人-侍KIDS-」(93)、「スワロウテイル」(96)、「ふくろう」(04)、「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(07)、「青い鳥」(08)など。 ●奥田瑛二 1950年生まれ。愛知県出身。主な出演作は、「海と毒薬」(86)、「本覚坊遺文千利休」(89)、「GOEMON」(09)など。 ●高橋恵子 1955年生まれ。北海道出身。主な出演作は、「高校生ブルース」(70)、「恋文」(85)、「図鑑にのっていない虫」(07)、「イエスタデイズ」(08)、「イエスタデイズ」(08)など。
配給会社
20世紀フォックス映画

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