浮気の季節

(C)1959 日活
ある大会社の人事課長・桐野省三には年頃の娘が三人いた。長女の直子は、サラリーガールでありながら株に手を出しては利潤をあげているという才女型、次女のマキは、テレビディレクターという仕事に情熱を傾けている男勝り型、三女の桃子は、女子大生でスポーツ万能というお転婆型である。いずれも、早く妻を亡くした省三が男手一つで育て上げたのだ。娘たちは親爺の誕生日に見合いをさせるということに衆議一決した。

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