シャッフル

リンダは、夫のジムと2人の娘と平和に暮らしている。ある日、出張に出掛けたジムが事故死した知らせが届く。リンダは放心のまま1日を過ごした。翌朝、死んだはずのジムが朝食をとっている。リンダは唖然とする。しかし、その翌日は葬儀のために人々が集まってきたのだ。そして次々と不可解な出来事が起こりはじめる。だが、それはリンダだけがおかしいと感じていて、そのことを誰も取り合わない。葬儀を終えた翌朝、ジムは普段どおりシャワーを浴びているのだった。ジムは生きているのか、死んでいるのか。それとも、誰かが仕組んだ罠なのか。もしくは、自分の頭がおかしくなってしまったのだろうか。何かが絶対におかしいと思ったリンダは、カレンダーと照らし合わせながら、この4日間の不可解な出来事を順番に並べてみることにした。その瞬間、リンダは“驚愕の事実”に気付く――何と、ジムの死を知らされた“木曜日”を境に、カレンダー通りの順番ではなく、“木曜日”→“月曜日”→“土曜日”→“火曜日と、曜日がバラバラに“シャッフル”された1週間がやってきているのだった！