宮廷画家ゴヤは見た

(C)2006 Xuxa Producciones SL - All Rights Reserved
宮廷画家に任命され、芸術家として最高位に上りつめた画家ゴヤ。貧しい人々を描き、腐敗した権力者を攻撃する版画を制作していた。今描いているのは、裕福な商人トマス・ビルバトゥアの娘で天使のように無垢な少女、イネス。神父はゴヤのアトリエで見た、絵の中のイネスの美しさに心を動かされる。ある日、イネスが異端審にかけられ、イネスは拷問を受ける。ロレンソは脅えるイネスを慰めるうちに欲望に負け、彼女を強く抱きしめるのだった。拷問のあまり、イネスは異教徒だと嘘の告白をした。家族とゴヤはショックを受ける。愚かな教会の主張を覆すべく、トマスはロレンソを天井から吊るし、自分はサルだという告白書にサインさせる。だが、イネスは解放されない。ロレンソは国外へ逃亡。それから15年が過ぎた。フランス革命後、ナポレオンが皇帝になり、スペインをも権力に治める。異端審問が廃止され、囚われた人々が解放された。遂にゴヤは、片時も忘れたことのないイネスと再会する。ロレンソはナポレオン政府の大臣となり、意気揚々と帰国する。イネスの口から発せられた、驚くべき言葉。それは、愛の裏側が暴かれるのだった。
公開日
2008年10月4日(土)
監督
ミロス・フォアマン
脚本
ミロス・フォアマン ジャン=クロード・カリエール
撮影
ハビエル・アギーレサロベ
音楽
ヴァルハン・バウアー
出演
ハビエル・バルデム ナタリー・ポートマン ステラン・スカルスガルド ランディ・クエイド マイケル・ロンズデール ホセ・ルイス・ゴメス マベル・リベラ デヴィッド・コールダー ブランカ・ポルティージョ
製作年
2006
製作国
米=スペイン
原題
GOYA'S GHOSTS
上映時間
113
INTRODUCTION
ゴヤを演じるのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのステラン・スカルスガルド。そのほか、「ブロークバック・マウンテン」のランディ・クエイド、「ミュンヘン」のミシェル・ロンズデール、「幻の城/バイロンとシェリー」のホセ・ルイス・ゴメスなど実力派が登場する。脚本は、『カッコーの巣の上で』『アマデウス』で、2度のアカデミー賞監督賞に輝く巨匠ミロス・フォアマン監督の最新作。激動の時代のスペインと、宮廷画家ゴヤをテーマに、神父と少女のスキャンダラスな愛の行方と、数奇な運命を描いた感動の物語である。美しい少女イネスには、今やハリウッドのトップスターとなったナタリー・ポートマン。ロレンソ神父には、『ノーカントリー』で本年度アカデミー賞助演男優賞を獲得したハビエル・バルデムが扮する。そして、「存在の耐えられない軽さ」「記憶の棘」など多彩な作品を手がけるジャン=クロード・カリエールが担当している。
STORY
宮廷画家に任命され、芸術家として最高位に上りつめた画家ゴヤ。貧しい人々を描き、腐敗した権力者を攻撃する版画を制作していた。今描いているのは、裕福な商人トマス・ビルバトゥアの娘で天使のように無垢な少女、イネス。神父はゴヤのアトリエで見た、絵の中のイネスの美しさに心を動かされる。ある日、イネスが異端審にかけられ、イネスは拷問を受ける。ロレンソは脅えるイネスを慰めるうちに欲望に負け、彼女を強く抱きしめるのだった。拷問のあまり、イネスは異教徒だと嘘の告白をした。家族とゴヤはショックを受ける。愚かな教会の主張を覆すべく、トマスはロレンソを天井から吊るし、自分はサルだという告白書にサインさせる。だが、イネスは解放されない。ロレンソは国外へ逃亡。それから15年が過ぎた。フランス革命後、ナポレオンが皇帝になり、スペインをも権力に治める。異端審問が廃止され、囚われた人々が解放された。遂にゴヤは、片時も忘れたことのないイネスと再会する。ロレンソはナポレオン政府の大臣となり、意気揚々と帰国する。イネスの口から発せられた、驚くべき言葉。それは、愛の裏側が暴かれるのだった。
CASTING
●バビエル・バルデム 1969年生まれ。スペイン出身。子役として活躍後、90年「ルルの時代」で映画デビュー。07年「ノーカントリー」でアカデミー賞助演男優賞受賞。主な出演作は、「ハモンハモン」(92)、「夜になる前に」(00)、「海を飛ぶ夢」「コラテラル」(04)、「コレラの時代」(07)など。 ●ナタリー・ポートマン 1981年生まれ。イスラエル出身。04年「レオン」で映画デビュー。04年「クローサー」でゴールデン・グローブ賞助演女優賞受賞。主な出演作は、「ヒート」(95)、「ビューティフル・ガールズ」「世界中がアイ・ラブ・ユー」「マーズ・アタック!」(96)、「地上より何処かで」「スター・ウォーズ」シリーズなど。 ●ステラン・スカルスガルト 1951年生まれ。スウェーデン出身。88年「存在の耐えられない軽さ」で映画デビュー。主な出演作は「奇跡の海」(96)、「ディープ・ブルー」(99)、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(00)、「ドッグヴィル」(03)、「マンダレイ」(05)、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなど。 ●ランディ・クエイド 1950年生まれ。アメリカ出身。主な出演作は、「ペアレンツ」(88)、「デイズ・オブ・サンダー」(90)、「インディペンデンス・デイ」(96)、「ブロークバック・マウンテン」(05)、「アイス・ハーベスト/氷の収穫」(05)など。
配給会社
ゴー・シネマ

ShareSNSでシェアしよう!

TOP