ドラゴン･キングダム

ジェイソンは、気弱なカンフーオタク。ある日、老主人オールド・ホップが経営する質屋でカンフーDVDを物色していると、店の奥に置いてある古びた金色の棒が目にとまった。これは、ある人の持ち物だが、受取人が現われず置いてあるのだという。その夜、ストリートギャングに店が襲撃された。銃弾に倒れた老店主は、ジェイソンに金色の棒を渡し、元の持ち主に返して欲しいと頼むのだった。ジェイソンは、ギャングに追い詰められ、屋上から転落。目を覚ますと、そこはなんと古代中国だった。黒い兵士達に襲われるジェイソンの前に、酔拳の達人ルー・ヤンが現れ敵を倒してしまう。彼は、世界を救うにはジェイド将軍の呪いにより、石に封じ込められてしまった偉大なる賢人孫悟空を解放するしかないという。孫悟空を解放するためには、彼の武器「如意棒」を孫悟空の元まで届けねばならない。ジェイソンがオールド・ホップの店で見つけたのが、孫悟空の「如意棒」だったのだ。こうして、女性戦士・ゴールデン・スパロウや謎の僧侶、サイレント・モンクも加わり、孫悟空を呪いから解放する旅に出るのだった。