ラスベガスをぶっつぶせ

マサチューセッツ工科大学で優秀な成績を収める学生ベン。そんな彼の夢は医者になること。だが、学費が30万ドルも必要であり、巨額の費用に頭をかかえている。ある日、ミッキー・ローザ教授が、ベンの天才的な数学の才能を見出し、あるチームに招く。教授は、優秀な学生を集めて、ブラックジャック必勝法を密かに研究していたのだ。母親に心配をかけたくないので、奨学金試験にパスしたとウソをついていたベン。彼にはどうしてもお金が必要だった。研究チームでは、数々のテストをパスして、天才ぶりを発揮。そして、チームはラスベガスに乗り込むのだった。超高級ホテルを拠点に、カジノに潜入。ブラックジャックで次々に大金を稼ぎ出す。こうしているうち、ベンはラスベガスの魅力に取りつかれてしまう。勝ち続ける彼らに、カジノのルール違反を摘発するコールが目をつける。そんな時、チームの仲間割れ、ボストンの友人たちとの不和、彼女との関係など不協和音が押し寄せる。そして、チームは最悪の事態に見舞われるのだった。