ブラックサイト

FBIでサイバー犯罪を専門に取り締まる女性捜査官ジェニファーは、警官だった夫が殉職し、母親ステラと8歳の愛娘アニーとともに暮らしている。ある日の夜勤、「killwithme.com」という不審なサイトの情報が飛び込んできた。それは、猫の衰弱してゆく様子をライブ中継するサイトだった。発信源が地元であることは分かったが、それ以上の情報はつかめなかった。１週間後、監禁された男の映像が映し出される。男は出血を早める抗凝血剤が投与されていて、サイトへのアクセス数が上がるほど投与量も増える仕掛けになっている。アクセスが増えるほど男は早く死ぬのだ。ジェニファーは地元の刑事ボックスと協力して捜査を進める。だが、このサイトは噂となり、アクセスは飛躍的に増加。その男は息絶えた。ジェニファーは”キルバーン”と呼ばれる、死の映像を収集していたサイトの管理人が、犯人と同じアカウントを使用していることに注目した。だが、調べてみると”キルバーン”は、すでに死亡していた。その頃、彼女の周囲にも、犯人は魔の手を伸ばそうとしていた。恐るべき犯人がジェニファーに迫ってくる。