デッド･サイレンス

ジェイミーとリサ夫妻の元に、差出人不明のトランクが届いた。中には、ビリーという名の腹話術人形が入っていた。外出先から戻ってきたジェイミーは、寝室のベッドで舌を切られて殺害されたリサを発見した。担当のリプトン刑事に容疑者扱いにされたジェイミー。憤慨する彼は、リサが人形を見た時に話した故郷の詩を思い出した。彼は真相を探るべく故郷と向かう。葬儀屋のヘンリーにリサの埋葬全てを頼むが、遺体を見たヘンリーは絶句するのだった。その妻マリオンも何かに脅えてしまう。やがて、ヘンリーは昔この町で起こった事件について話し始めた。それは、1940年代、女腹話術師メアリー・ショウのステージが人気だったが、ある晩一人の少年がその腹話術を疑った。その後、少年は行方不明となり、メアリー･ショウが疑われた。だが、彼女は何者かによって舌を切り取られ、殺害されてしまった。その後も町の人々が舌を切り取られ惨殺される事件が続いたのだった。劇場へ向かったジェイミーと、彼の後を追ったリプトン刑事は、そこで墓から掘り出された100体の人形を見つける。遂に真相が明らかになった。だが、本当の恐怖が二人に襲いかかってくるのだった。