蟲師
(C)2006「蟲師」フィルムプロジェクト
今から約100年前、明治時代の後期。日本には「蟲」と呼ばれる妖しい生き物がいた。時に人に取りつき、不可解な自然現象を引き起こしたのである。その謎を解き、人々を癒す能力を持つ者がいた。それを人は蟲師と呼んだ。ギンコはそんな蟲師の一人だ。蟲を引き寄せる体質のため、果てしない旅を続けている。ある日、彼は旅の宿で角が生えた少女に出会い、その少女を癒した。また、文字で蟲を封じ込める美しい娘、淡幽に会うために彼女の屋敷を訪ねる。だが、ある事件をきっかけに、ギンコ自身が蟲に冒されてしまうのだった。生と死の間をさまようギンコ。彼の意外な秘密が今解き明かされる。
- 公開日
- 2007年3月24日(土)
- 監督
- 大友克洋
- 撮影
- 柴主高秀
- 音楽
- 配島邦明
- 製作年
- 2006
- 製作国
- 日本
- 上映時間
- 131
- INTRODUCTION
- 人間にとりつき、不可解な自然現象を引き起こすという蟲（むし）。そんな妖しい生き物が、100年前の日本にはいた。その蟲の謎を解き、人々を癒す能力を持った者、それを人々は蟲師と呼んだ。原作は累積260万部を売り上げる、女流漫画家・漆原友紀のコミック「蟲師」。それを、『AKIRA』で世界的な名声を得た大友克洋監督が実写に挑戦した。本作は、ベネチア映画祭コンペティション部門への出品もされた、壮大なSFファンタジー大作である。主人公の蟲師・ギンコを演じるのは、「ゆれる」「メゾン・ド・ヒミコ」をはじめ数々の作品に出演する若手スター、オダギリジョー。女蟲師のぬい役には、本作で映画復帰を果たす江角マキコ、「ヴァイブレーター」でブレイクの大森南朋、「フラガール」など話題作に出演し、ブルーリボン賞主演女優賞受賞の蒼井優など、豪華キャストが登場する。脚本は「スチームボーイ」の村井さだゆき、撮影は「スウィングガールズ」「輪廻」の柴主高秀が担当している。
- STORY
- 今から約100年前、明治時代の後期。日本には「蟲」と呼ばれる妖しい生き物がいた。時に人に取りつき、不可解な自然現象を引き起こしたのである。その謎を解き、人々を癒す能力を持つ者がいた。それを人は蟲師と呼んだ。ギンコはそんな蟲師の一人だ。蟲を引き寄せる体質のため、果てしない旅を続けている。ある日、彼は旅の宿で角が生えた少女に出会い、その少女を癒した。また、文字で蟲を封じ込める美しい娘、淡幽に会うために彼女の屋敷を訪ねる。だが、ある事件をきっかけに、ギンコ自身が蟲に冒されてしまうのだった。生と死の間をさまようギンコ。彼の意外な秘密が今解き明かされる。
- CASTING
- ●オダギリ・ジョー 1976年生まれ。岡山県出身。04年「血と骨」で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞。主な出演作は、「アカルイミライ」（03）、「あずみ」（03）、「パッチギ！」「オペレッタ狸御殿」「メゾン・ド・ヒミコ」「SHINOBI」「スクラップ・ヘブン」（05）、「パピリオン山椒魚」（06）など。 ●江角マキコ 1966年生まれ。島根県出身。95年「幻の光」で映画デビューし、日本アカデミー賞新人賞受賞。主な出演作は、ドラマ/「ショムニ」「独身生活」「ラブレボリューション」「マルサ!!」。映画/「ピストルオペラ」（01）、「命」（02）、「釣りバカ日誌15」（04）など。 ●大森南朋 1972年生まれ。東京都出身。03年ヨコハマ映画祭助演男優賞受賞。主な出演作は、「カルテット」、「忘れられぬ人々」（01）、「Dolls」（02）、「やわらかい生活」（06）、「それでもボクはやってない」（07）など。 ●蒼井優 1985年生まれ。福岡県出身。ミュージカル「アニー」でデビュー。06年「フラガール」でブルーリボン賞主演女優賞を受賞。主な出演作は、「花とアリス」（04）、「鉄人28号」（05）、「ハチミツとクローバー」、「虹の女神」（06）など。 ●リリィ 1952年生まれ。74年シングル「私は泣いています」が大ヒットを記録。主な出演作は、「のど自慢」（99）、「さよなら、クロ」（03）、「ヴィタール」（05）、「SHINOBI」（05）など。
- 配給会社
- 東芝エンタテインメント
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