舞妓Haaaan!!!

鬼塚公彦は平凡なサラリーマンであるが、普通と違うのは熱狂的な舞妓ファンなのであった。東京本社で働いているが、なけなしの給料で京都に通い、舞妓の写真を撮っては、舞妓を応援するホームページまで作っている。だが、これまでに「お茶屋」の暖簾をくぐったことはない。高校の修学旅行で京都に訪れた時、迷子になっているところを舞妓に助けられた。それ以来、大人になったら自分のお金で舞妓と野球拳をするんだ!!」と固く決意したのだった。そんな彼に、念願の京都支社への転勤が決まった。そこで、彼女である大沢富士子をあっさり捨てて京都へ。必死で働き、やっとの思いでお茶屋デビューした。ところが、舞妓との野球拳ということになった時、泥酔したプロ野球のスター選手･内藤貴一郎が隣の座敷から乱入。全て台なしになってしまった。そこで、公彦は内藤を見返すため、プロ野球選手を目指す。その頃、富士子も公彦を見返すため、京都で舞妓を目指すこになったのだ!