007 カジノ・ロワイヤル

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シリーズ第21作。 “00〈ダブルオー〉”の昇格を目前にしていたジェームズ・ボンド。彼の最初の任務は、世界中のテロリストの資金源である“謎の男”の正体を突き止めることだった。マダガスカルで謎の男に雇われた爆弾男モロカを追いかけ、フランス大使館に逃げ込んだ彼をその場で射殺してしまう。国際ルールを破ったボンドに対してマスコミが非難し、MI6の責任者Mは窮地に立たされる。だが、ボンドは、モロカの携帯電話に残された謎のメッセージの発信元バハマ諸島へと飛ぶのだった。メールを送ったのは、元諜報員で今はテロリストに武器や情報を売るディミトリオス。そして彼を倒し、新たな爆弾男カルロスを追跡する。カルロスの狙いは、空港でお披露目される最新の航空機だ。激しいカーチェイスの果てに、ボンドは爆破装置に手をかけたカルロスを間一髪で射殺する。Mが調べたところによると、ル・シッフルこそが謎の男だとわかった。ボンドの爆破阻止で大損したはずのル・シッフルをポーカーで破産させ、テロリストから守ることと引き換えに何もかも白状させる。それがMからボンドへの次なる命令だった。
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