ダック･シーズン

日曜日の午前11時。小さい頃からの大親友のフラマとモコは14歳。フラマの母親は2人に留守番を頼み外出した。残った2人は退屈な日曜日を楽しくしようと、テレビゲーム、ポルノ雑誌、ポテトチップス、コカコーラ、それに宅配ピザもオーダーした。隣に住むリタがやって来た。彼女はフラマとモコより少し年上だ。彼女はフラマの家のキッチンでオーブンを使わせてもらいたいと言う。いやいやながらも、押しの強さに負けてフラマは彼女を家に招き入れた。リタは一人でケーキを焼き始める。ゲームが盛り上がっている時に停電になった。しかたなく2人はピザをオーダーする。ピザ配達人のウリセスは停電の為、803号室の彼らの部屋まで、階段を必死に駆け上る。しかし、11秒遅かったと、支払いを拒否。ウリセスはお金を貰うまでここを動かないと玄関に座り込むが、最終的にテレビのサッカーゲームで決着をつけることになる。モコはキッチンでリタのケーキ作りの手伝いをするが、ケーキは失敗におわる。そのうち4人の事情がだんだんと明るみにでてくる。みんな何かしらの問題を抱えているのだ。