タイヨウのうた

(C)2006「タイヨウのうた」製作委員会
海辺の町に暮らす16才の雨音薫。彼女は、陽の光にあたれないXP(色素性乾皮症)という病気を抱えている。学校には行けず、陽が沈むとギターを持って、駅前の広場で自分の作った歌を歌うのが彼女の日課である。昼は眠り、夜になると活動するという、普通の人とは逆の孤独な日々を送っている。薫は日の出前午前4時に帰ってくる。高台にある部屋の窓から外を眺めると、そこには、サーフボードを抱えたひとりの少年が佇んでいる。彼は藤代孝治18才。薫はそんな彼に恋をしてしまったのだ。太陽の下では決して出会う事のない二人だったが、運命は二人を引き寄せるのだった。初めての恋。普通の幸せを夢見るようになる薫だが、自分の残された時間が少なくなっていることを知る。彼女の歌に心を揺さぶられた孝治は、彼女にある約束をするのだった。
公開日
2006年6月17日(土)
監督
小泉徳宏
脚本
坂東賢治 坂東賢治
撮影
中山光一
音楽
椎名KAY太 YUI
出演
YUI 塚本高史 岸谷五朗 麻木久仁子 通山愛里 田中聡元 小柳友 マギー 山崎一
製作年
2006
製作国
日本
上映時間
119
INTRODUCTION
太陽の光に当れないXP(色素性乾皮症)という病気を抱えた16才の少女。残された少ない時間の中で出会った青年。二人の青春日々が、彼女の歌とともに永遠の輝きを放つ。愛の軌跡を描いた感動作がまたひとつ誕生した。主演はシンガーソングライターのYUI。04年、福岡からアコースティック・ギター1本で上京し、同世代から圧倒的な支持を集めた。デビューシングル「feel my soul」はドラマ「不機嫌なジーン」主題歌に起用された。また本作の主題歌「Good-bye days」は、死を覚悟した薫が愛を込めて作り上げる曲であり、ギターを弾いて歌うYUIと薫がオーバーラップする。相手役の孝治には、『木更津キャッツアイ』で一躍人気を博した塚本高史。純粋な愛を懸命にそそぐ男子高校生役をさわやかに好演している。また、薫の両親を演じるのは岸谷五朗と麻木久仁子。娘のためにできることを考え、親としての悩み、苦しみを丁寧に演じている。監督は本作で長編デビューとなる、25歳の新鋭、小泉徳宏。ミュージシャンYUIの音楽性をライブ感たっぷりに生かしきり、ドラマを感動的に描きあげている。
STORY
海辺の町に暮らす16才の雨音薫。彼女は、陽の光にあたれないXP(色素性乾皮症)という病気を抱えている。学校には行けず、陽が沈むとギターを持って、駅前の広場で自分の作った歌を歌うのが彼女の日課である。昼は眠り、夜になると活動するという、普通の人とは逆の孤独な日々を送っている。薫は日の出前午前4時に帰ってくる。高台にある部屋の窓から外を眺めると、そこには、サーフボードを抱えたひとりの少年が佇んでいる。彼は藤代孝治18才。薫はそんな彼に恋をしてしまったのだ。太陽の下では決して出会う事のない二人だったが、運命は二人を引き寄せるのだった。初めての恋。普通の幸せを夢見るようになる薫だが、自分の残された時間が少なくなっていることを知る。彼女の歌に心を揺さぶられた孝治は、彼女にある約束をするのだった。
CASTING
●YUI (雨音 薫) 1987年3月26日生まれ。福岡県出身。ミュージシャンになりたいという夢を実現すべく、高校を中退し、 16歳の時、本格的に音楽の歌やギター、作詞・作曲の事を学び始める。ソニーのオーディションに応募し合格。1stシングル『feel my soul』は、ドラマ『不機嫌なジーン』の主題歌に抜擢された。 ●塚本高史 (藤代孝治) 1982年10月27日生まれ。97年ドラマ「職員室」でデビュー。主な出演作は映画「バトルロワイヤル」(00)、「木更津キャッツアイ」(02)、「ロボコン」(03)、「木更津キャッツアイ日本シリーズ」(03)、「ロッカーズ」(03)、「恋文日和」(04)など。 ●麻木久仁子 (雨音由紀) 1962年11月12日生まれ。東京都出身。86年NHKドラマ「シャツの店」でデビュー。主な出演作は、「卒業プルーフ」(87)、「ほんの5g」(88)、「Juvenileジュブナイル」(00)など。 ●岸谷五朗 (雨音 謙) 1964年9月27日生まれ。東京都出身。劇団スーパーエキセントリックシアターで活躍後、93年「月はどっちに出ている」で映画デビュー。主な出演作は、「ヒーローインタビュー」(94)、「リターナー」(02)、「着信アリ」(04)、「Tokyo Tower」(04)、「テニスの王子様」(06)など。
配給会社
松竹

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