エンパイア・オブ・ザ・ウルフ

ジャン=ルイ・シェフェールはパリ警察の刑事であり、功労賞を受賞するほどの腕前であるが、汚職と暴力の噂が絶えない。今、殺人の疑惑で療養所に幽閉されている。ある日、刑事局の若手刑事ポール・ネルトーが訪ねてきた。トルコ裏社会に通じたジャンの知恵を借りるためである。彼が追っている事件は、パリ10区トルコ人街で起きた猟奇連続殺人事件だ。被害者は3人のトルコ移民の女性。顔が判別できないくらい切り刻まれていた。ネルトーの必死の説得にシェフェールはようやく応じた。犠牲者を見ると、脚を砕く拷問のやり方がトルコ宗教儀式であると判断。そしてトルコ人密入国組織「トスケレ」のアジトへ乗り込んで行く。残忍で強引な方法で情報を入手。被害者はどれも人違いで殺されたことが分かった。犯人が狙っているのは一体誰なのか?
公開日
2005年12月10日(土)
監督
クリス・ナオン
脚本
ジャン=クリストフ・グランジェ クリス・ナオン クリスチャン・クラヴィエ フランク・オリヴィエ
撮影
ミシェル・アブラモヴィッチ
音楽
ダン・レヴィ サミュエル・ナルボニ ルカ・ドゥ・メディチ
出演
ジャン・レノ アーリー・ジョヴァー ラウラ・モランテ フィリップ・バス パトリック・フラールシェン エチエンヌ・シコ
製作年
2005
製作国
原題
EMPIRE OF THE WOLVES
上映時間
128
INTRODUCTION
ジャン=クリストフ・グランジェ原作、ジャン・レノ主演で『クリムゾン・リバー』以来、再びタッグを組んだミステリー大作。ヨーロッパでは永らく“タブー”とされ、公然と語ることすら無かったたトルコの国粋主義組織〈灰色の狼〉を初めて描いた作品として本国フランス中で大きく注目され、大ヒットを記録した。原作は世界中のミステリーファンを虜にする、ジャン=クリストフ・グランジェの最高傑作「狼の帝国」。「金髪」、「十字架のタトゥー」、そして「怪しい無精ひげ」を蓄えた、潜入捜査官シフェール役には、フランスのみならず、ハリウッドでも大活躍を続けるジャン・レノ。記憶喪失の女アンナには、「ブレイド」のアーリー・ジョヴァー。コンビを組む熱血刑事ポール役には「なぜ彼女は愛しすぎたのか」のジョスラン・キヴランが好演している。監督は、リュック・ベッソン製作の「キス・オブ・ザ・ドラゴン」(01)でデビューしたクリス・ナオン。撮影はミシェル・ヴァイオン」(03)のミシェル・アブラモヴィッツ。製作は「ニキータ」(90)、「レオン」(94)、「フィフス・エレメント」(94)などリュック・ベッソン監督作品が多いパトリス・ルドゥーが担当している。
STORY
ジャン=ルイ・シェフェールはパリ警察の刑事であり、功労賞を受賞するほどの腕前であるが、汚職と暴力の噂が絶えない。今、殺人の疑惑で療養所に幽閉されている。ある日、刑事局の若手刑事ポール・ネルトーが訪ねてきた。トルコ裏社会に通じたジャンの知恵を借りるためである。彼が追っている事件は、パリ10区トルコ人街で起きた猟奇連続殺人事件だ。被害者は3人のトルコ移民の女性。顔が判別できないくらい切り刻まれていた。ネルトーの必死の説得にシェフェールはようやく応じた。犠牲者を見ると、脚を砕く拷問のやり方がトルコ宗教儀式であると判断。そしてトルコ人密入国組織「トスケレ」のアジトへ乗り込んで行く。残忍で強引な方法で情報を入手。被害者はどれも人違いで殺されたことが分かった。犯人が狙っているのは一体誰なのか?
CASTING
●ジャン・レノ(シフェール) 1948年7月30日生まれ。モロッコ出身。81年リュック・ベッソン監督の短編「最後から二番目の男」などに出演。87年「グレート・ブルー」でブレイク。主な出演作は「レオン」(94)、「ミッション・インポッシブル」(96)、「RONIN」(98)、「クリムゾン・リバー」(00)など。 ●ジョスラン・キヴァラン(ポール) 1972年2月14日生まれ。フランス出身。主な出演作は「パリのレストラン」(95)、「エリザベス」(98)、「サバイバル・ルーム」(01)、「なぜ彼女は愛しすぎたのか」(01)など。 ●アーリー・ジョヴァー(アンナ) スペイン出身。95年頃から女優のキャリアをスタートさせる。主な出演作は「ブレイド」(98)、「ヴァンパイア/黒の十字架」(02)など。
配給会社
20世紀フォックス映画

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