プルーフ・オブ・マイ・ライフ

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キャサリンは26歳の誕生日を迎えた。若さと、美しさと、天才的な数学者としての才能に恵まれているにもかかわらず、彼女は生きる気力を失っていた。シカゴ大学で教鞭をとり、天才数学者と讃えられた父ロバートが、1週間前に亡くなったのだ。思い出の中に引きこもるキャサリン。そんな彼女の心をノックしたのは数学者のハルだった。ハルはロバートのかつての教え子で、輝かしい研究が埋もれているのではないかと、遺されたノートを調べているのだ。ハルはまた、研究室でキャサリンをひと目見たときから、ほのかな想いを寄せていた。シカゴ大学の荘厳なチャペルで、ロバートの追悼式が行われている。教授のスピーチが終わると、突然立ち上がったキャサリンが演壇へ向かう。キャサリンは父の最期の日々を語り始めた。葬儀の後、故人の家はパーティ会場となり、誰もが死者を悼むよりも人生の儚さを賑やかに吹き飛ばしたがっていた。傷ついた心を抱えた自分を優しく見守ってくれるハルに、少しずつ心を開き始めたキャサリンは、その夜、ハルと恋におちた。しばらくして、興奮のあまり声を震わせたハルが1冊のノートを手に現れる。そのノートには、名だたる数学者がずっと昔から挑戦しているにもかかわらず、誰も成し遂げられなかった定理の証明が記されていたのだ。ロバートは狂ってなどいなかった!世紀の発見に目を輝かせるハルに、キャサリンは静かに宣言する。「その論証を書いたのは私よ」その一言が、自分の人生を大きく揺り動かすことになるのだった。
公開日
2006年1月14日(土)
監督
ジョン・マッデン
脚本
デヴィッド・オーバーン レベッカ・ミラー
撮影
アルウィン・H・カックラー
音楽
スティーヴン・ウォーベック
出演
グウィネス・パルトロー アンソニー・ホプキンス ジェイク・ギレンホール ホープ・デイヴィス
製作年
2005
製作国
原題
PROOF
上映時間
100
INTRODUCTION
アカデミー賞7部門、ゴールデン・グローブ賞3部門受賞した「恋に落ちたシェイクスピア」の感動から7年。ジョン・マッデン監督と主演のグウィネス・パルトロウが再び手を取った。ピュリッツァー賞、トニー賞を始めとする数々の権威ある賞に輝き、マンハッタン、ブロードウェイ、ロンドン、そして日本でも上演された話題の舞台「プルーフ」の初映画化である。マッデン監督の呼びかけに応えて、一流の共演者が顔をそろえた。主演は本作で、キャリアの中で最高の演技と全米でも高く評価されているグウィネス・パルトロウ。父ロバートを演じるのは、「羊たちの沈黙」でアカデミー賞を受賞した、名優アンソニー・ホプキンス。キャサリンに想いを寄せるハルには、ハリウッドの最も有望な若手俳優の一人として注目されている「デイ・アフター・トゥモロー」のジェイク・ギレンホール。キャサリンの姉のクレアに扮するのは、「アバウト・シュミット」「アメリカン・スプレンダー」で高い評価を得たホープ・デイヴィス。また、戯曲「プルーフ」を書き上げた劇作家、デイヴィッド・オーバーン自らが脚本を手がけている。撮影は、「モーヴァン」で数多くの賞を受賞したアルウィン・カックラー。編集は、「恋におちたシェイクスピア」のミック・オーズリーが担当している。
STORY
キャサリンは26歳の誕生日を迎えた。若さと、美しさと、天才的な数学者としての才能に恵まれているにもかかわらず、彼女は生きる気力を失っていた。シカゴ大学で教鞭をとり、天才数学者と讃えられた父ロバートが、1週間前に亡くなったのだ。思い出の中に引きこもるキャサリン。そんな彼女の心をノックしたのは数学者のハルだった。ハルはロバートのかつての教え子で、輝かしい研究が埋もれているのではないかと、遺されたノートを調べているのだ。ハルはまた、研究室でキャサリンをひと目見たときから、ほのかな想いを寄せていた。シカゴ大学の荘厳なチャペルで、ロバートの追悼式が行われている。教授のスピーチが終わると、突然立ち上がったキャサリンが演壇へ向かう。キャサリンは父の最期の日々を語り始めた。葬儀の後、故人の家はパーティ会場となり、誰もが死者を悼むよりも人生の儚さを賑やかに吹き飛ばしたがっていた。傷ついた心を抱えた自分を優しく見守ってくれるハルに、少しずつ心を開き始めたキャサリンは、その夜、ハルと恋におちた。しばらくして、興奮のあまり声を震わせたハルが1冊のノートを手に現れる。そのノートには、名だたる数学者がずっと昔から挑戦しているにもかかわらず、誰も成し遂げられなかった定理の証明が記されていたのだ。ロバートは狂ってなどいなかった!世紀の発見に目を輝かせるハルに、キャサリンは静かに宣言する。「その論証を書いたのは私よ」その一言が、自分の人生を大きく揺り動かすことになるのだった。
CASTING
●グウィネス・パルトロウ(キャサリン) 1972年9月28日生まれ。ロサンゼルス出身。91年「過ぎ行く夏」で映画デビュー。98年「恋に落ちたシェークスピア」でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞など多数受賞。主な出演作は「フック」(91)、「冷たい月を抱く女」(93)、「セブン」(95)、「ハッピィブルー」(96)、「大いなる遺産」(96)、「愛しのローズマリー」(01)、「ハッピー・フライト」(03)、「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」(04)など。 ●アンソニー・ホプキンス(ロバート) 1937年12月31日生まれ。68年「冬のライオン」で映画デビュー。91年「羊たちの沈黙」でアカデミー賞主演男優賞受賞。主な出演作は「エレファントマン」(80)、「逃亡者」(90)、「ドラキュラ」(92)、「永遠に生きて」(93)、「ニクソン」(95)、「アミスタッド」(97)、「ジョー・ブラックをよろしく」(98)、「マスク・オブ・ゾロ」(98)、「タイタス」(99)、「ハンニバル」(01)、「レッド・ドラゴン」(02)、「白いカラス」(03)、「アレキサンダー」(04)など。
配給会社
20世紀フォックス映画

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