イントゥ･ザ･ブルー

ジャレットは、バハマの島でダイビングのインストラクターをしている。古いトレーラーに住み、トレジャー・ハンターを夢見て暮らしているのだ。ライバルのベーツに馬鹿にされ、まだ夢は叶いそうにない。そんな彼のガールフレンドは、サメのハンドラーとして働くサム。一緒にカリブの青い海で過ごす日々は幸せであった。ある日、ジャレットの幼馴染みであるプライスが、新しいガールフレンドのアマンダと一緒にバハマに遊びに来た。彼は、ニューヨークで弁護士として成功し、海辺の豪邸とヨットを購入したのだ。ダイビングへ出かける4人。その時、ジャレットは海の底で沈没船のかけらを見つけた。この船が何百万ドルの金塊を積んで沈没した伝説の難破船「ゼフィア号」であることを確信。この船を引き上げることにした。ところ、がすぐそばに麻薬を積んだ密輸飛行機も沈んでいたのだ。警察に届ければ、金塊を引き上げるチャンスはなくなる。そこで、飛行機には近付かないことにするのだが、アマンダにそそのかされたプライスは、麻薬を盗み出し、売ろうとする。その相手先が事もあろうに、沈んだ密輸飛行機の麻薬業者だったのだ。捕らえられたプライスはジャレットに助けを求める。ジャレットとサムは、プライスを助け、沈没船を引き上げることができるだろうか。