監督ミケーレの黄金の夢

自分の作品の上映会に呼ばれ、けなされてウンザリ気味の監督ミケーレ。周りがライバルと目す同世代作家は学生運動をミュージカルにしてデビュー、ヒットを飛ばし、ミケーレも“フロイトの母”なる新作に取りかかるが、有名な精神科医と自分を混同するマザコン中年を主人公にした映画は超愚作の雰囲気。救いを夢の中の美少女に求める彼だが、そのとんでもない展開にまたうなされる。TVのバラエティでは、例の新人監督と共に出演、隠し芸や身体を張ったゲームで自己主張を競うが惨敗。再び夢の世界に戻るのだが……。

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