男の掟

(C)1968 日活
宗方工務店の末っ子玄造は、父の玄之助と折り合いが悪く家を出て一人暮しをしていた。それでも祭礼のときだけは家に帰るのだが、玄之助は相変らず頑固で、玄造につらく当った。そんな父子の不和を、工務店の組頭多平の娘早苗が心配していた。早苗は玄造が好きだったのだ。ある日、ライバルの法理建設が開発省から請負った難工事を辞退し、宗方工務店に押しつけてきた。

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