ローレライ

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1945年8月、日本と同盟国のドイツが降伏宣言し、日本に対するアメリカの攻撃は一層激しさを増していた。第2次世界大戦は最終局面へ向かおうとしていた。8月6日、広島に最初の原爆が投下。追い詰められた日本の最後のカードは、極秘に接収した潜水艦であった。海軍指令部作戦課長の朝倉大佐は、広島の次のターゲットとなる所への原爆投下阻止のために、その潜水艦ローレライによる出撃作戦を開始するのだった。潜水艦の艦長に絹見少佐を抜擢。絹見は軍指令部の特攻作戦に反対したため、艦隊の任務から外されていたのだ。艦長の補佐には木崎や、酔いどれ機関長岩村、カメラが趣味の時岡など、人間魚雷として特攻作戦で散っていく人々が任命されていた。日本の存亡をかけた潜水艦ローレライは、最後の希望だったのだ。ローレライはテニアン島へ。そこは、第2、第3の原爆が配備される日本攻撃の発進基地。この作戦海域に行くには、米国海軍大平洋艦隊の防衛網を突破しなくてはならない。米軍の駆逐艦から次々に攻撃を受ける。そして絶体絶命に追い込まれ、遂に極秘のローレライシステムの使用を決断するのだった。特殊潜航艇に身を潜めていた少女がいた。そのパウラと名乗る少女こそが、ローレライシステムを起動することができる人物だったのだ。一体、ローレライシステムとな何なのか?

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