ボン・ヴォヤージュ

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ナチス・ドイツ占領前夜、1940年のパリ。人気女優のヴィヴィアンヌは、つきまとう男アルペルを誤って殺してしまう。彼女に好意を寄せる小説家のオジェに、死体の処理を任せるが、その途中彼は交通事故を起こし、容疑者として逮捕されてしまう。数カ月後、ドイツ軍の進攻でパリは陥落した。ヴィヴィアンヌは愛人のボーフォール大臣の力でパリを脱出。オッジェは囚人のラウルと一緒に脱獄し、ヴィヴィアンヌを追ってボルドーへ。ボルドーに到着したオジェは、偶然ヴィヴィアンヌと再会するが、彼女は素っ気ない。彼女が宿泊するホテルまで押しかけるが、社交界の人々でロビーはいっぱい。オジェがヴィヴィアンヌの幼なじみと聞いて、ボーフォールは彼を閣僚の食事会へと誘った。そこにいたアルペルの甥に罪を追求され、オジェは逃げ出した。アルペソー婦人の宿に隠れていたオジェ。そこにヴィヴィアンヌが訪ね、オジェは変わらない愛を告げる。そして二人は逃亡をはじめるのだが。
公開日
2004年12月11日(土)
監督
ジャン=ポール・ラプノー
脚本
ジャン=ポール・ラプノー パトリック・モディアノ
撮影
ティエリー・アルボガスト
音楽
ガブリエル・ヤーレ
出演
イザベル・アジャーニ ジェラール・ドパルデュー ヴィルジニー・ルドワイヤン イヴァン・アタル グレゴリ・デランジェール ピーター・コヨーテ ジャン=マルク・ステーレ オーロール・クレマン グザヴィエ・ドゥ・ギュボン ミシェル・ヴュイエルモーズ エディット・スコブ ニコラス・ピグノン
製作年
2003
製作国
原題
BON VOYAGE
上映時間
114
INTRODUCTION
名匠ジャン=ポール・ラプノー監督が集大成作品として、8年ぶりの最新作を誕生させた。1940年、ドイツ占領下のフランス、パリ陥落の時代の人間模様を生き生きと描いた歴史大作である。2004年のセザール賞では、作品賞、監督賞を含む最多11部門にノミネートされ、有望若手男優賞、撮影賞、美術デザイン賞を受賞した。出演は、大女優ヴィヴィアンヌに『王妃マルゴ』のイザベル・アジャー二。愛人ボーフォールに『ヴィドック』のジェラール・ドパルデュー、女学生カミーユに『8人の女たち』のヴィルジニー・ルドワイヤン、無法者のラウルに『ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール』のイヴァン・アタルなど錚々たるキャスト。そして、『アンナ・オズ』のグレゴリ・ドゥランジェールがフレデリックを演じている。ラプノーとともに脚本を執筆したのは『イヴォンヌの香り』のパトリック・モディアノ、撮影は『クリムゾン・リバー』のティエリー・アルボガスト、音楽は『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』のガブリエル・ヤレドが担当している。
STORY
ナチス・ドイツ占領前夜、1940年のパリ。人気女優のヴィヴィアンヌは、つきまとう男アルペルを誤って殺してしまう。彼女に好意を寄せる小説家のオジェに、死体の処理を任せるが、その途中彼は交通事故を起こし、容疑者として逮捕されてしまう。数カ月後、ドイツ軍の進攻でパリは陥落した。ヴィヴィアンヌは愛人のボーフォール大臣の力でパリを脱出。オッジェは囚人のラウルと一緒に脱獄し、ヴィヴィアンヌを追ってボルドーへ。ボルドーに到着したオジェは、偶然ヴィヴィアンヌと再会するが、彼女は素っ気ない。彼女が宿泊するホテルまで押しかけるが、社交界の人々でロビーはいっぱい。オジェがヴィヴィアンヌの幼なじみと聞いて、ボーフォールは彼を閣僚の食事会へと誘った。そこにいたアルペルの甥に罪を追求され、オジェは逃げ出した。アルペソー婦人の宿に隠れていたオジェ。そこにヴィヴィアンヌが訪ね、オジェは変わらない愛を告げる。そして二人は逃亡をはじめるのだが。
CASTING
●イザベル・アジャーニ 1955年6月27日生まれ。パリ出身。70年「Le petit bougnat」で映画デビュー。75年トリュフォー監督の「アデルの恋の物語」でアカデミー賞主演女優賞候補。81年「ポゼション」「カルテット」でカンヌ映画祭最優秀女優賞を受賞。主な出演作は「ザ・ドライバー」(78)、「殺意の夏」(83)、「サブウェイ」(85)、「王妃マルゴ」(94)、「パパラッチ」(98)、「イザベル・アジャーニ」(02)、など。 ●ジェラール・ドパルデュー 1948年12月27日生まれ。フランス出身。65年「ビートニクと素敵な少年」で映画デビュー。80年「終電車」でセザール賞最優秀主演男優賞受賞。主な出演作は、「最後の女」(77)、「料理は冷たくして」(79)、「ダントン」(82)、「グリーンカード」(90)など。 ●ヴィルジニー・ルドワイヤン 1976年11月15日生まれ。パリ出身。87年「蒼い衝動」で映画デビュー。02年「8人の女たち」でベルリン映画祭とヨーロッパ映画賞最優秀女優賞受賞。主な出演作は「メランコリー」(93)、「冷たい水」(94)、「シングルガール」(94)、「ザ・ビーチ」(00)など。 ●イヴァン・アタル 1965年1月4日生まれ。イスラエル出身。舞台で活躍後、88年「愛さずにいられない」でセザール賞有望若手男優賞受賞。主な出演作は「愛のあとに」(92)、「哀しみのスパイ」(96)、「恋人たちのポートレート」(96)、「ラクダと針の穴」(03)など。 ●ピーター・コヨーテ 1942年10月10日生まれ。ペンシルベニア州出身。82年「E.T」で注目される。主な出演作は「ハートブレイカー」(84)、「赤い航路」(92)、「パッチ・アダムス」(98)、「ランダム・ハーツ」(99)、「ファム・ファンタール」(02)など。
配給会社
アスミック・エース

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