オペラ座の怪人

(C)2004 The Scion Films Phantom Production Partnership
1870年代のオペラ座では、奇怪な事件が続いていた。「ハンニバル」のリハーサル中のこと、プリマドンナのカルロッタの頭上に背景幕が落下した。カルロッタは腹を立て、役を降板した。代役はバレエダンサーのクリスティーヌ。しかし、仮面をかぶった謎の怪人・ファントムにオペラ座の地下深くへと連れ去られてしまう。クリスティーヌは、ファントムを亡き父親が授けてくれた‘音楽の天使’だと信じてきたが、地下の隠れ家で仮面をはぎ、その正体を知ってしまう。その頃、オペラ座の支配人たちは、オペラ「イル・ムート」の主役にクリスティーヌを据えよ、というファントムからの脅迫状を受け取っていた。その要求を無視してカルロッタを主役に立てた舞台は大混乱。ついに殺人事件が起きてしまうのだった。大晦日、仮面舞踏会で婚約の喜びに浸るクリスティーヌとラウルの前に、ファントムは自作の新作オペラ「勝利のドン・ファン」を持って現れる。ファントムを追って迷宮に迷い込むラウル。それを助けたマダム・ジリーはファントムの暗い過去を語るのだった。「勝利のドン・ファン」の初日、ファントムは大胆にも主役になりかわり、クリスティーヌとデュエットする。クリスティーヌが、舞台で仮面をはぎ取るとファントムはシャンデリアを客席へ突き落として、クリスティーヌを再びさらって消えた。ラウルが二人を追って、地下の隠れ家にたどり着く。そこには3人の運命が待っていた。

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