メダリオン

密輸犯罪組織の首領、スネークヘッドは伝説の聖典を発見した。それには、「巳年の5月に選ばれし少年が、聖なるメダルの表と裏を合体させる。少年が触れると死者はにわかに蘇り、その肉体には人間を超えたパワーが宿る」という予言が記されていたのだ。彼はメダルのカギを握る少年、ジャイの誘拐を計画する。一方、香港警察きっての型破りな刑事エディは、インターポールのワトソンとともに、スネークヘッドの行方を追っていた。スネークヘッドは、ジャイが潜んでいる寺院を襲撃。だが、そこにエディたちが踏み込み、計画は失敗に終わるが、スネークヘッドは逃亡。2週間後、スネークヘッドの右腕である、レスターがジャイを捕らえていた。それを追って、エディもアイルランドへ。決死の捜査が続くなか、エディはジャイとレスターが埠頭に現れるという、極秘情報を手にする。エディはジャイを救い出すことに成功するが、脱出不可能となってしまったエディは、自らが犠牲になりジャイの命を守るが、命を落としてしまう。しかし、ジャイが持っていたメダルを彼にかざしたことで、エディの身体は光に包み込まれ、彼の肉体はみるみるうちに蘇っていくのだった。