デイ･アフター･トゥモロー

地球の温暖化が深刻な状況になっていた。二酸化炭素の大量排出で、地球は崩壊の危機に立つ。南極で氷河の研究をする古代気象学者ジャック･ホール教授は、いち早く地球規模の危機を察知していた。4ヶ月後、東京、ロサンゼルスなど世界各地で異常気象が発生。他の科学者達との緊急会合を開いたジャックは「地球温暖化が天候全体を不安定にさせ異常気象を引き起こす。その結果、南極と熱帯地帯の間の熱交換により、あまりにも大きな単一の循環システムが築かれ、地球規模のスーパーストームが引き起こされる」という自説を発表する。そして、世界中の天候が急激に悪化。ニューヨークは暴風雨により街が水没し始め、ロサンゼルスでは巨大な竜巻が街を襲う。ジャックの息子サムは、仲間と共に巨大な高波に襲われるが、公立図書館に逃げ込んで難を逃れる。東京は既に壊滅、世界経済も崩壊。地球全体が氷河期へと向かっていた。世界各国の人々は暖かい赤道めざして避難するのであった。ジャックは多くの人々を避難させるよう、合衆国大統領を説得しなければならない。そして、ニューヨークで孤立してしまった息子サムを救うべく出発した。だが、全てが凍りつくスーパーフリーズが近づきつつあった。