上海家族

愛人をつくり、家庭を省みない父親。母親は離婚を決意し、15歳の娘・阿霞(アーシャ)をつれて祖母の住む実家に戻る。祖母は、間もなく叔父が結婚するので、ふたりが住める部屋はないと、すぐにでも阿霞母娘を追い出したい様子だった。やがて母は、阿霞のために妻を病気でなくした李さんと再婚をする。しかし、李さんの息子・強強(チャンチャン)は、阿霞たちに敵意を剥き出しにする。また、真面目で堅実と聞かされていた李さんが実はとてもケチな男だったとわかり、口論の末、母は阿霞を連れ、またもや祖母の家に戻る。しかし、すでに叔父夫婦が暮らす祖母の家に二人の居場所はなかった。 一方、愛人に逃げられた阿霞の父は母との復縁を望んでいた。阿霞は自分の為に、母が自分勝手な父と無理に一緒になることを望まなかった。そして、好きでもない李さんのような男と結婚することも。母は娘といっしょに実家を離れ、父や親族から独立して、ふたりだけで生活する事を決意する。
公開日
2004年5月1日(土)
監督
ポン・シャオレン
脚本
ポン・シャオレン シュー・ミンシャ
撮影
リン・リャンチョン ジュ・トンロン
音楽
パン・クォシン
出演
ジョン・チャンヤオ リュイ・リーピン チョウ・ウェンチン チェン・チェンヤオ スン・ハイイン リュウ・ジャーチェン シャー・ジュン ティン・タンニー ワン・チンチャオ ホウ・コー パン・シャンイ ワン・ウェイピン チン・ホンメイ
製作年
2002
製作国
中国
原題
SHANGHAI WOMEN/假装没感覚
上映時間
96
INTRODUCTION
『上海家族』は、上海の旧市街を舞台に、祖母・母・娘と、異なる三世代の女性の感情をきめ細かに描いた、現代中国の“家族の肖像”である。離婚、再婚、そして自立への道を歩む女性たち。大人への不信と幻滅、母子の絆。本作は上海に暮らす庶民の息づかいを、時代の大きな変化とともに見事に映し出してゆく。監督のポン・シャオレンは、チェン・カイコー、チャン・イーモウらと同じ、1978年北京電影学院入学組。1990年から1995年、ニューヨーク大学映画研究科に留学し、インターナショナルな映画手法をも会得している。撮影は「恋人たちの食卓」でアカデミー賞最優秀外国映画賞にノミネートされたリン・リャンチョン。3世代の祖母には、「北京の想い出」で宋おばさん役を演じ、1983年の“金鶏賞”を受賞したチェン・チェンヤオが演じ、トリノ映画祭最優秀助演女優賞を受賞。母には、第6回東京国際映画祭グランプリ作品「青い凧」で最優秀女優賞を受賞したリュイ・リーピンが、久々の映画出演で中国語映画メディア賞銀賞を受賞。娘アーシャには、まったくの素人が起用され、その主役アーシャの座を射止めたチョウ・ウェンチンが、フランス・ナント国際映画祭/最優秀主演女優賞を受賞するなど、祖母・母・娘を演じた3人が演技賞に輝いた。
STORY
愛人をつくり、家庭を省みない父親。母親は離婚を決意し、15歳の娘・阿霞(アーシャ)をつれて祖母の住む実家に戻る。祖母は、間もなく叔父が結婚するので、ふたりが住める部屋はないと、すぐにでも阿霞母娘を追い出したい様子だった。やがて母は、阿霞のために妻を病気でなくした李さんと再婚をする。しかし、李さんの息子・強強(チャンチャン)は、阿霞たちに敵意を剥き出しにする。また、真面目で堅実と聞かされていた李さんが実はとてもケチな男だったとわかり、口論の末、母は阿霞を連れ、またもや祖母の家に戻る。しかし、すでに叔父夫婦が暮らす祖母の家に二人の居場所はなかった。 一方、愛人に逃げられた阿霞の父は母との復縁を望んでいた。阿霞は自分の為に、母が自分勝手な父と無理に一緒になることを望まなかった。そして、好きでもない李さんのような男と結婚することも。母は娘といっしょに実家を離れ、父や親族から独立して、ふたりだけで生活する事を決意する。
CASTING
キャスト ●チョウ・ウェンチン ●リュイ・リーピン ●ソン・ハイイン ●チェン・チェンヤオ ●リュウ・ジャーチェン ●シャー・ジュン ●ティン・タンニー ●ワン・チンチャオ スタッフ ●監督:ポン・シャオレン ●製作:チョウ・ヨントウ ●脚本:ポン・シャオレン/シュー・ミンシャ ●撮影:リン・リャンチョン/ジュ・トンロン
配給会社
東宝東和

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