CASSHERN

(C)2004「CASSHERN」パートナーズ
この世界は、我々が歩んできた歴史とは全く異なる歴史を歩んできた。世界は大亜細亜連邦共和国と、ヨーロッパ連合という2つの陣営に分かれて、戦争が50年続いたのだ。長い戦いの末に、大亜細亜連邦共和国は勝利し、東アジアのユーラシア大陸一帯を支配する。しかし、化学兵器、細菌兵器、核がもたらした薬害やウィルス、放射能などの後遺症と荒れた大地だけが残った。人類は終焉を迎えるのか。その解決策を提唱する人物がいた。東博士である。彼は人間のあらゆる部位を自在に造り出す「新造細胞」理論を提唱した。既得権を奪われまいと、博士の理論を却下する保健省。しかし、その理論を私欲のために利用しようとする軍関係者の援助により、研究は始まった。実験場から生まれた新生命体・新造人間。人類を救済するはずだった「新造細胞」は、人類へ滅びの道を歩ませようとしていたのだった。

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