女の勲章

(C)KADOKAWA 1961
元老舗のいとはんで、いまは小さな洋裁学校を経営する式子は、銀四郎というやり手を協力者に事業を拡大し、一躍ファッション界で注目の存在となる。式子の3人の助手もそれぞれ競争心を募らせ、そこを銀四郎につけこまれる。銀四郎にとって、女と肉体関係を結ぶのは事業を成功に導く布石にすぎなかった。 やがて式子は、3人の弟子も銀四郎と関係しており、自らが利用されていることを知る。

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