幸せになるためのイタリア語講座

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コペンハーゲン郊外のある街。週に1回開かれるイタリア語講座。そこに通うホテルマンのヨーゲン、彼の友人ハル・フィンら6人の男女。仕事、恋愛、家族にそれぞれ問題を抱える彼らが、受講生らとの交流を通して希望を取り戻す。
公開日
2004年2月7日(土)
監督
ロネ・シェルフィグ
脚本
ロネ・シェルフィグ
撮影
ヨーゲン・ヨハンソン
出演
アンダース・W・ベアテルセン アネッテ・ストゥールベルベック ピーター・ガンツェラー アン・エレオノーラ・ヨーゲンセン ラース・コーンルド サラ・インドリオ・イェンセン エルセベス・スティーントフト
製作年
2000
製作国
デンマーク
原題
Italiensk for Begyndere/Italian for Beginn
上映時間
112
INTRODUCTION
本作は、第51回ベルリン国際映画祭で銀熊賞をはじめ金4部門を同時受賞。その後も世界各国の映画祭に招かれて数々の賞に輝き、2002年にはアカデミー賞外国語映画賞・デンマーク代表作品にも選出された。アメリカでは、ミラマックスの配給により2002年春公開され、外国語映画としては異例の6ヶ月に及ぶロングランとなった。監督はこれが長編第3作目となるロネ・シェルフィグ。95年、ラース=フォン・トリアーが提唱して始まった“ドグマ'95”の手法で撮影された本作はドグマ12作目にして、初の女性監督による作品。ハンドカメラで対象に寄り、人間の本質を炙り出していくのを特徴とするドグマ作品と手法を同じくしながらも、“最も心温まるドグマらしからぬドグマ映画”(ヴィレッジボイス誌)と評価された。出演は『ミフネ』のアンダース・W・ベアデルセン他、デンマークの舞台・テレビ・映画界で活躍する実力派揃い。『セレブレーション』のトマス・ヴィンダーベアによる英語映画『It's all about love』、スザンネ・ビェールによる女性監督2作目のドグマ作品『しあわせな孤独』、ラース=フォン・トリアーによるカンヌ出品作『Dogville』など、2003年末から2004年にかけて続々と公開されるデンマーク人監督の話題作の中にあって、ひときわ魅力的な光を放っている。
STORY
初老の牧師の代理として赴任した、新米牧師アンドレアスは、町のホテルに泊まることになった。ホテルのフロントマン、ヨーゲン・モーデンセンは、アンドレアスのマセラッティを見ていきなりイタリア語で自己紹介を始める。ヨーゲンは市の主催する週に一度のイタリア語初級講座に通っているのだ。ヨーゲンの親友で元サッカー選手のハル・フィンも講座に通っている。彼は美容室で、美容師のカーレンと出会い惹かれていく。また、ハル・フィンの働くレストランにパンを卸しているオリンピアは、イタリア語講座に通いはじめたアンドレアスと出会う。オリンピアは母の葬儀で美容師のカーレンが父親の違う姉妹だったことが判明する。その頃ハル・フィンは上司から解雇を言い渡されてしまった。ひそかにヨーゲンに思いを寄せていたイタリア人のウェイトレス・ジュリアも、ハル・フィンが辞めてしまえばヨーゲンも店に来ることはなくなる、とレストランを一緒に辞めてしまう。彼らが受講するイタリア語講座は、講師不在と定員割れを理由閉鎖。しばらくして、代理の講師が見つかり、イタリア語講座が再開された。新任講師を待つアンドレアスたちの前に現れたのは、なんとハル・フィンであった。再開されたイタリア語講座には、オリンピアに誘われて姉のカーレンも顔を出した。思いがけない場所で再会し、愛し合うようになったハル・フインとカーレン。だが、クリスマスの夜、ハル・フインの口の悪さから仲違いしてしまう。一方、ヨーゲンは数年前から性的不能に陥っており、それが理由でジェリアにアタックする決心がつかないでいた。ヨーゲンは遂に決心してジュリアに思いを告げようとする。ある日、講座で「皆でイタリアに行こう」という話が持ち上がる。彼らが選んだのは、オリンピアが提案したベニス。ハル・フィン、アンドレアス、オリンピア、ヨーゲン、他のクラスメイトたち、そしてベニスの運河で記念撮影をするイタリア語講座の一行の中に、ハル・フィンと喧嘩別れしていたカーレン、ヨーゲンに誘われたジェリアの姿もあった。それぞれの思いを胸に、べニスの夜が更けていく。
CASTING
●アンダース・W・ベアテルセン(アンドレアス) 1969年9月28日デンマーク生まれ。99年に『ミフネ』で注目され、デンマーク・アカデミー賞、ローベル賞、ヨーロッパ映画賞の主演男優賞にそれぞれノミネート。本作では再びデンマーク・アカデミー賞、ローベル賞の候補となり、ボルドー国際映画祭では最優秀男優賞を受賞。主な出演作は、「Fuksvansen」(01) 、「キッズ・ミッション」(01)、「Ild ansigh」(03)、TVシリーズ「Kroniken」(04)など。 ●アン・エレオノーラ・ヨーゲンセン(カーレン) 1965年10日16日デンマーク、ヒューリン生まれ。「時計じかけのオレンジ」(93)、「灰には灰を」(98)などの舞台で活躍。98年、「Nar mor kommer hjem」で映画デビュー。本作ではボズィル賞の最優秀女優賞候補、ローベル賞の最優秀助演女優賞を受賞した。主な出演作は、「At klappe med een hand」(01)、「2 ryk og 1 aflevering」(03)など。 ●アネッテ・ストゥーベルベック(オリンピア) 1967年7月27日デンマーク生まれ。「Her i Reservatet」で舞台デビュー。98年、「Nar mor kommer hjem」で映画デビュー。本作でボズィル賞とローベル賞の助演女優賞にノミネート。主な出演作は、Strisser pa Samso」(97)、「Taxa」(97)「Det er vel mit liv」(98)、「Hurra for Kaerligheden」(99)、「En som Hodder」(03)など。 ●サラ・インドリオ・イェンセン(ジュリア) 1975年1月4日デンマーク生まれ。バック・ヴォーカリスト兼パーカッショニストとして活動。本作が映画デビューとなる。

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